症例は50歳代の男性。尿路結石精査のCTにて、偶発的に脾臓下極に3㎝大の腫瘤が認められた。境界は比較的明瞭で単純CTでは軟部濃度を呈し、造影CTでは辺縁を中心に不均一な造影効果を認め、中央部には不整形の造影不良域が見られた。MRIでは、T1WI、T2WIとも内部を中心として不均一な低信号を呈し、CT同様に辺縁を優位として造影効果を認め、内部の造影効果は乏しかった。
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