2011年1月18日火曜日

直腸の非定型抗酸菌症の一例

高橋 正洋 1)、中島 怜子 1)、西 直子 1)、岡田 吉隆 1)、木村 文子 1)、佐藤 貴弘 2)
1)埼玉医科大学国際医療センター 画像診断科、2)同 消化器外科
症例は70歳代女性。下血を主訴に近医を受診し、内視鏡で直腸に腫瘤を指摘された。既往歴として内痔核と非定型抗酸菌症(9年前顔面、3年前左鼠径部~大腿部)および大腸ポリープ(4年前)があった。家族歴は父に胃癌、母に皮膚癌があった。直腸診上は肛門より5㎝の部位に腫瘤下縁があり可動性は良好であった。

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