2011年1月18日火曜日

肺すりガラス結節に対するVATS施行前のCT透視下標識が有用であった1例

中港 秀一郎 1)、北詰 良雄 3)、田浦 新一 1)、白井 俊純 2)、佐藤 史郎 1)
1)青梅市立総合病院 放射線科、2)同 胸部外科、3)東京医科歯科大学医学部 画像診断放射線治療科
症例は62歳女性、検診の胸部単純レントゲンにて右上肺野に小結節影を指摘され当院呼吸器科初診。胸部単純CTにて右肺S3に10㎜程のすりガラス結節を認めた。特に自覚症状無く、経過観察とするが9ヶ月後のfollow-up CTでは著変なかった。VATSの適応と考えられたが、施行時に病変の同定が困難と考えられた事から術前のCT透視下肺標識の適応となった。

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