症例は40歳代男性。元来肩凝りが強かった。受診1週間前より左後頭部の痛みがあり、鍼灸院で同部位の鍼治療及びマッサージを受けた。この時鍼がなかなか抜けず、折れたような音がした。治療後より左奥歯から左頬に刺すような痛みがあり、歯科を受診したが明らかな異常は指摘されなかった。頚部を伸展・回転させると左顔面の痛みが増悪し、また右下腿が温かく感じるのに気づいたため、当院神経内科を受診した。
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