症例は47歳、男性。突然の腹痛で発症。Hbの低下、CT上後腹膜腔に血腫が認められ、外科に入院。造影CTでは膵頭部の直下の血腫内に造影剤漏出像が認められ、前上十二指腸動脈(ASPD)と連続していた。上腸間膜動脈(SMA)のDSAでは、拡張蛇行した膵十二指腸動脈(PDA)と、それに連続する瘤及び、PDA アーケードを介して腹腔動脈、肝動脈が造影された。
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