2011年1月18日火曜日

MODY(Maturity onset diabetesof the young)が疑われた膵尾部欠損の一例

吉田 民子、町田 幹、天野 康雄、汲田 伸一郎
日本医科大学 放射線医学
Maturity onset diabetes of the young(Mody)は、常染色体優性遺伝を示し、膵臓のβ細胞の機能不全によりインスリン分泌が障害される特徴を有する疾患である。1975年にTattersall とFajansにより定義され、発端者の診断時年齢が25歳未満、3世代以上の遺伝歴、各世代における同胞の約半数に糖尿病を認める、若年発症の糖尿病として知られており、近年、遺伝子診断の領域で注目されている疾患である。

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