2011年1月18日火曜日

肺門部腫瘤の形態で発症した肺ヒストプラズマ症の一例

原口 貴史、負門 克典、松迫 正樹、加茂 実武、村石 懐、槇殿 文香理、石山 光富、齋田 幸久
聖路加国際病院 放射線科
肺門部腫瘤の形態で発症した国内では稀な真菌症である肺ヒストプラズマ症の1例を経験したので報告する。
症例は25 歳、男性。アメリカ、ピッツバーグ在住である。以前に一年間ザンビアに難民ボランティアに参加しており、既往にマラリアに2回、アメーバ赤痢に1回の感染歴がある。来日して6日目より発熱、頭痛、下痢が出現した。翌日より39度までの発熱、頭痛の悪化を認めたために近医受診、さらに当院に紹介され、精査加療目的に感染症科に入院となった

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