2011年1月18日火曜日

癌性腹膜炎による大量腹水が診断の契機となった小児結腸印環細胞癌の1例

棈松 沙織、藤井 佳美、山本 真由、武田 浩知、尾上 正孝、蘆田 浩
藤沢市民病院 画像診断科
12歳男児。成育歴、家族歴に特記すべきことなし。腹痛、便通異常、嘔吐、血便が4ヵ月続き、腹水の貯留が疑われたため当院小児科を紹介された。来院時US にて大量の腹水、S状結腸壁の肥厚を認めた。腹部CTではS状結腸壁肥厚の肥厚、多発リンパ節腫大、大量腹水、Omentam cakeを認めた。

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