症例は糖尿病性腎症にて維持透析中の74歳男性。当院にて胃前庭部の20㎜大の0- Ⅱ c病変に対してESDを施行、手技は大きな問題なく終了した。その翌日に心窩部痛、吐血があり、緊急内視鏡を施行、ESD後の潰瘍より出血があり内視鏡的に止血を行った。同日より発熱が出現し、採血データでは炎症反応高値(CRP30.08)を認めた。CTでは胃壁の肥厚を認め胃蜂窩織炎が疑われた。
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