超音波は断層画像法として広く用いられているが、最近ではelasticity imaging として組織の硬さを測定する試みがなされている。これは乳房など比較的浅い部位の病変には有効であるが、外圧が加わりにくい深部病変には無効である。一方、びまん性肝疾患における線維化の程度を診断する試みとしては、超音波の原理を応用したfi broscanという装置がある。ただし、これは断層画像を得られないため、びまん性肝疾患以外への適用ができなかった。
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