2011年1月18日火曜日

小腸出血を疑われた症例の画像診断と治療

橋田 和靖、市川 珠紀、齊藤 緑、那須 政司、小泉 淳、今井 裕
東海大学 画像診断科
消化管出血を来たした症例では一般的な上下部内視鏡を施行する事が多い。内視鏡で小腸出血が疑われた場合、画像診断やIVRなど放射線科が介入する場合も多い。今回、当院で過去に画像診断し得た小腸出血症例でIVRを施行した2症例について若干の文献的考察を加え報告する。症例1は33歳男性で便潜血を主訴に来院。dynamic CT上では単純CTにて小腸内は淡い高吸収域を呈するが造影剤の消化管内へ漏出は指摘できず消化管出血は指摘できなかった。

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